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素材感や色遣いにこだわったFavorite house

キッチン・浴室・洗面・トイレ・外観・エクステリア・全面改装・リビング・ダイニング

駅に近く、雰囲気の良い通りで見つけた築古の物件、当初は建替えをしたいと相談をいただきました。
隣の家と壁を共有している連棟式住居であるため、建替えが難しくフルリノベーションという選択肢に。躰体の補強など、耐震性能にも配慮した施工を望まれました。

所在地：大阪市東住吉区
構造：木造瓦屋根2階建（連棟建）
物件面積：約59.94㎡
リフォーム面積：約59.94㎡

部位

全面改装
築年数

不明
工期

約2ヶ月半
費用

約930万円

外観デザインでは2種類の外壁材を上下で切り替え、扉部分の灰色タイルと玄関ポーチ部分のベージュ色タイルも追加して、好みのデザインに仕上げられました。玄関ポーチは小さなスペースですが、ちゃんと庇となる部分があり、ダウンライトも設けておもてなしの雰囲気をつくられました。
スペースの有効活用のため、洗面室とクローゼットの扉を「引き戸」にしています。
2階へ上がると2つの居室があります。
上質であでやかな雰囲気の空間となるよう、建具と壁紙のコーディネートをされました。
濃い色を軸に、落ち着きあるモダンな雰囲気にされたところ、ストライプやパターン柄を選んで、ホテルやレセプションホールのような華やいだ雰囲気にされたところなど、ご家族皆さんの好みで内装クロス選びを楽しまれました。
2階の2つの居室は扉を開けておくと
風通しのよい空間となります。
当初は2階のバルコニーを建物両側に設け、バルコニーから通りを眺めて過ごす事も検討されていましたが、居室の広さを優先し建物の奥側だけにされました。
当社のショールームや住宅設備メーカーのショールームで、内外装や水廻り設備の仕様決めをされました。写真は、玄関ポーチのタイル選びのひとコマ。「沢山の色があり、質感もいろいろあって、いざ1つを選ぶとなるとなかなか難しいものですね」とE様。
施主様は濃い色が好き、ご家族は明るい色が好きとのことで、外壁材の主軸の色を決めにくそうにされていました。インテリアで、濃い色主体のモダンな調子と、明るくあでやかな雰囲気とがうまくあわさった内装にされていましたので、外観デザインでも、濃い色と明るい色の2つが共存する張り分け案をご用意したところ、最終案への糸口となったようでした。
●リフォームのポイント●

■クロスとフローリング、建具との色合いが絶妙です。
重厚感のある色味にしたいけど、重くなりすぎないようにと何度もサンプルを並べて床材を選ばれました。建具も1階と2階で少しニュアンスを変えられるなど、全体的なバランスを考えながら選定され、温かみのある素敵な空間に仕上がりました。
インターフォンの確認をされる施主様。

【設計士紹介】
中古住宅を購入されたオーナー様より、間取や外観もすべて手を加える全面リノベーションのご相談をいただきました。築古年の連棟住宅のため、どこまで空間を広げられるか慎重に検討し、オーナー様の希望を最大限に活かせるようご提案。フローリングや建具の色合い等、全体的なまとまりを重視されコンパクトながらも一体感のあるお住まいに変身しました。赤いキッチンやクロスなどのディテールにもこだわられ、設置予定の家具とマッチするかも視野に入れて、何度も打合せさせていただいたので、まさに「お気に入りのお家」に仕上がったと大変喜んでいただきました。