リフォームを考えていても、失敗することを不安に思っている方もいるのではないでしょうか。せっかく高いお金を出してリフォームするなら、成功させたいものです。
理想のリフォームを予算内で成功させるためには、いくつかのポイントがあります。この記事ではリフォームを成功させるポイントとともに、リフォームの相場や施工の流れを詳しく解説します。
リフォーム成功のポイント
リフォームを成功させるには、どのようなポイントに気を付ければよいでしょうか。リフォームを成功に導くポイントを3つご紹介します。
イメージを具体的にする
リフォームを成功させるうえで一番大切なことが、リフォームをしてどんな家にしたいのか、イメージを具体的にすることです。
。イメージを具体的にしてからリフォームを行わなければ、施行後に「あれをしておけばよかった」「これは必要なかった」と後悔することになりかねません。
一口にイメージを具体的にするといっても、理想のイメージだけではなく、現実的な機能性も合わせてイメージする必要があります。そのためには、今現在のライフスタイルを考え、現状の不満や改善したい点を書き出すことがおすすめです。
書き出した不満や改善したい点を見ながら改善したい場所や、機能の優先順位を付けていくと現実的なイメージの具体化がスムーズになります。
また、施工事例の写真やカタログを見ることによって、イメージをより具体的にすることができます。さらに、ショールームや見学会に参加することもおすすめです。実際に、ショールームや見学会に参加することで、写真やカタログだけではわからない質感や導線の距離感なども把握でき、よりイメージを固めることができます。
資金計画は無理なく立てる
リフォームを予算内に収めるためには、しっかりとした資金計画が重要です。インターネットでリフォーム費用の相場を調べると、どのくらいの規模でどの程度の予算になるかを大雑把に把握することができます。
また、リフォームに関する節税制度を調べることもおすすめです。リフォームにはさまざまな種類の節税制度があります。
。利用できる制度はリフォームの内容によって異なりますが、事前に調べておくと節税を受けることができるでしょう。さらに、節税制度だけでなく、住宅ローンでも優遇制度が存在します。
節税制度や住宅ローンの優遇制度などを利用しながら資金計画を建てると、リフォーム成功へと繋がるでしょう。
法令やマンション規約を守る
いくら理想のリフォームといっても、法令やマンション規約は遵守(じゅんしゅ)しなければなりません。。住宅建築にはあらゆる法令が存在します。
しかし、専門家でない方が建築に関する法令を熟知していることは、極めてまれなことでしょう。
法令的な判断は、リフォーム会社へ一任できます。要望を伝えたときに、リフォーム会社が施工可能かどうかを判断します。もしも、施行不可能な場合でも、リフォーム会社は代替案を提案してくれることがほとんどです。出された代替案を踏まえ、どのようにリフォームを行うか再検討しましょう。
万が一、施工の可不可や代替案をはっきりと伝えてくれないリフォーム会社は、避けた方が安心でしょう。リフォームは大きな出費です。要望を伝えた時点ではっきりとした返答を貰えなければ、施工が始まってから変更を加えないといけない事態になりかねません。そうなってしまうと、予算をオーバーし余計な出費が増える可能性もあります。
リフォーム費用の相場
リフォーム費用の内訳と相場をご紹介します。
リフォーム費用の内訳
工事費 | 材料費 | 住宅の設備代・床材・板材 など |
施工費 | 工事を行うための費用(大工さんへの人件費) | |
諸費用 | 工事費以外の費用 | 設計費・引っ越し代・各種手数料 など |
工事費は主に住宅設備や壁材・床材などにかかる材料費と、施工業者へ支払う施工費のことで、リフォームを行うための実費です。「リフォーム費用」とされているものの多くは、工事費のみの費用をさしています。
一方、諸費用は工事費に含まれない費用全てのことです。住宅建築や住宅購入と同じく、住宅リフォームにも諸費用が発生します。資金計画を立てる時点で、諸費用がいくらになるかを踏まえて計算することが重要です。
場所別による相場
リビング | 100~300万円 |
キッチン | 50~100万円 |
浴室 | 50~150万円 |
洗面台 | 10~20万円 |
トイレ | 30~50万円 |
上記表のリビング相場は、一般的な広さの住宅で一部屋全て大がかりなリフォームを行った場合の相場です。壁紙やフローリングの張替だけ(内装リフォーム)であれば、張り替える面積にもよりますが5~30万円程度で収まる場合もあります。
壁を取り払ったり、空間デザインを変更し間取りを変えたりするリフォームは比較的規模が大きく、リノベーションと呼ぶこともあります。また部分的な断熱リフォームや耐震リフォームといった、住宅機能を上げることを目的としたリフォームが、フルリノベーション工事で対応されることがあります。
内装リフォーム・リノベーション・住宅機能リフォームに共通して言えることは、規模によって予算が変わるということです。施工事例などを参考にするときは、住宅面積なども細かくチェックし自宅と似た広さの住宅を参考にすることをおすすめします。
他にも、キッチン・浴室などの住宅設備はメーカーごとに、比較的シンプル機能のエントリークラスからあらゆる機能性に優れたハイエンドクラスのモデルまで、広範囲の価格帯で提供されています。最小限の設備だけで良いとエントリークラスのキッチンを検討しても、随時必要なオプションをいくつか追加するだけで費用がぐんと上がることがあります。
そのため、キッチン・浴室などの住宅設備はメーカーのショールームに行って選ぶことがおすすめです。また、メーカーによって力を入れている機能や特徴・価格帯も大きく違います。希望の費用に収めるためには、どのメーカーでどのクラスの設備が希望に合うのか調べておくとスムーズです。
リフォームの流れ
実際に、リフォームを施工するときの流れをご紹介します。事前に流れを把握しておくことで、直前に慌てる必要がなくなります。
リフォーム会社を探して契約する
あなたにあった会社を探すときは、複数のリフォーム会社を比較することがおすすめです。数多くあるリフォーム会社にそれぞれリフォーム内容によった得意不得意が存在します。検討するべきポイントを三つあげます。
【1】築年数が経つほど高くなる「不満」を解決できる。
【2】施主の求める費用感に合う住宅設備を提供できる。
【3】施主の要望をよく整理しリフォーム後のすっきりとした住空間を提示できる。
複数のリフォーム会社を比較検討することでサービスの傾向や費用の相場がわかります。そしてあなたの理想のリフォームに適したリフォーム会社を選択しましょう。
見積もりを取る際は、予算やイメージを正確に伝えることが重要です。また、リフォーム会社の施工事例を見せてもらうことで、よりリフォーム会社の傾向を掴むことができます。多くの場合見積もりまでを無料で行っているため積極的に見積もりを取っていくことがおすすめです。
納得できるリフォーム会社が見つかれば、契約を交わします。契約の際は必ず見積書や契約内容をすみずみまで確認しておきましょう。
仮住まいに転居し着工
リフォーム会社が決まれば、いよいよ着工です。壁紙や床板の張替えなど、簡単なリフォームなら必要ありませんが、間取りの変更を伴うような大規模なリフォームであれば引っ越しが必要です。
また、増改築を行う場合は着工前に建築確認申請を行わなければなりません。さらに、補助金や助成金を受ける場合も着工前の申請が必要です。着工前に何をする必要があるか事前に把握し準備しておくことが重要です。
引き渡し
リフォームが完成すれば引き渡しを行います。引き渡しの際は、多くの場合リフォーム会社の担当者とともに仕上がりの確認を行います。このときに、必ずキズがないか、契約内容との相違点はないかをくまなくチェックしましょう。
担当者とチェックを行い不具合が発見された場合は、スムーズな対応を行ってもらえることがほとんどです。もしも、最終チェックをおろそかにして後から不具合を発見した場合、対応が遅くなることもあるため、最終チェックは担当者とともにくまなく行う必要があります。
リフォームのご相談なら和光ホームズへ
リフォームを成功に導くには、イメージを具体的にしたり、しっかりとした資金計画を立てることが重要です。事前に節税制度やローンの優遇制度を調べることにより、予算にゆとりを持たせることが可能です。
また、リフォームのプランニングに関しては、施工業者へすべてお任せするという場合も、自分でも以下のポイントを確認するようにしましょう。この業者に依頼をしてよかった、と思えるかどうかが、最終的には、プランニングの中身や仕上がりに大きく左右されることになります。
・暮らしていて感じる経年変化による不満を、リフォームの施工により解決できそうか
・リフォームの施工を行うタイミングや費用について納得ができるか
・施工会社が提供できる住宅設備や仕上がりの内容・クォリティが求める価格帯のゾーンを外れていないか
・小さなリフォームや大きなリフォームの組み合わせでできる空間改造の提案内容が魅力的であるかどうか
和光ホームズは、網戸の取り換え、屋根や外壁の修繕・古い設備の取り替えからフルリノベーションまで、マンションや戸建て住宅の各種のリフォームを、お客様の希望のクォリティで行えることで地域に根ざした信頼を得てきました。近年は、大胆な空間レイアウトの変更や住まいのイメージチェンジをしたいという依頼も増えてきております。「玄関を広くしたい」「キッチンの向きを変えたい」「今どきのインテリアに合う空間にしたい」などのご要望に関しても、お気軽にご相談ください。
コメント