家族全員が暮らしやすいお家で、楽しく過ごしたい。ゆったりと時間の流れるお家で、自分らしく生きたい。人によって理想のお家はさまざまです。
住みやすい、心地のよいお家は、人それぞれの性格やライフスタイルによって変化します。たとえば、友達を招くことが好きな人、休日はひとりでゆったりと過ごしたい人、パートナーと2人で暮らしている人、お子さまのいる人。それぞれの理想は千差万別です。この記事では、ライフスタイルや理想に合わせて住まいの印象をがらりと変える、リノベーションのポイントをご紹介します。
リノベーションをする前に
あなたがイメージする理想のお家はどんなものですか？
家族とゆっくりくつろげるお家。
疲れて帰ってきたときにホッと癒されるお家。
家事が楽になる暮らしやすいお家。
リノベーションは、自分のライフスタイルや過ごしたい時間をイメージすることが大切です。しかし、いくら理想のお家をイメージしても、そこに機能がともなっていなければ住み心地がよいとはいえないでしょう。理想のお家に近づけるためには、イメージに基づいた上で、現実的にどのような機能が必要かを明確にする必要があります。必要な機能を明確にした後は、家族や家事の動線のシミュレーションです。動線をシミュレーションすることで、必要な機能や不要な設備、予算がより明確になります。理想の家を作るためのリノベーションをする前には、ライフスタイルと現実的なプランを考えて、しっかりとイメージを固めましょう。
リノベーションでお家をスッキリさせるには
どんなテイストのお家だとしても、スッキリと整頓された空間は欠かせません。モノがゴチャゴチャと散らかっているお家では、くつろぐことも癒されることも、毎日の家事を楽にすることも難しいでしょう。
お家をスッキリとさせるポイントの一つは、収納スペースです。モノの役割に合った適材適所な収納を作ることで、お部屋はスッキリと片付きやすくなります。
家事動線を中心に考えてみることもお家をスッキリさせるポイントです。サッと動くことのできる効率のよい家事動線は掃除がしやすく、部屋も散らかりにくくなることでしょう。
収納スペースを増やす
スッキリとした住まいづくりのために、まず思いつくことが収納スペースを増やす方法です。適材適所にしまえる収納を増やせば、必然的にモノは散らかることなく綺麗で快適な家を作れるでしょう。
たとえば、食材のストックはキッチンの近くに、タオルの替えは洗面所に、洗濯洗剤のストックは洗濯機のそばに。すぐに使える場所に置いておけば、使いやすいだけではなく、家族全員がモノの位置を把握しやすくなります。スッキリと片付いた部屋で生活すると、気分もますます上向きになっていきますね。
収納スペースを作るポイント
収納スペースを作るためには、事前に収納したいモノの量や性質を把握することがポイントです。誰のモノなのかや使う人は誰か、使用頻度、使用場所などを明確にすることで、どこに収納するべきかがハッキリします。
収納場所がハッキリすると、どの程度の収納スペースが必要かも見えてきます。毎日、または週1回程度の頻度で日常的に使用するモノは「分散収納」がおすすめです。使用する場所の最短距離に収納スペースを作り、さらにその中でもモノの居場所を作ることで、手軽に出し入れができます。大量のモノを収納する「集中収納」はスペースを取るため、屋根裏や床下、階段下などのデッドスペースを有効活用することがおすすめです。
集中収納を作れば、季節ものの大型家電やアウトドア用品、災害用の備蓄などのかさばりがちなモノもたっぷりと収納できます。
収納スペースのアイデア
スッキリおしゃれに、便利で使いやすい収納スペースをリノベーションで増やすアイデアを3つ紹介します。
工夫して収納を増やせば、心地よい空間ができあがります。
壁面収納
部屋の壁を収納として利用する壁面収納の魅力は、なんといっても圧倒的な収納力です。収納扉をフローリングの色と合わせれば、部屋全体の一体感も演出できます。
配線を工夫すれば、テレビ台やデスクとして活用することもでき、目的に合わせた機能が選択できます。
また、ウォークインクローゼットに壁面収納を活用することもおすすめです。「ファミリークローゼットだけど、ほかの家族にあまり中身を見せたくない」という場合でも、ロールスクリーンを使用すれば隠す収納ができるだけでなく、扉を付けることと比較してコスト削減が実現できます。
ファミリーロッカー
ファミリーロッカーを玄関に設置すれば、外出時の鍵やハンカチなどの忘れ物を防止できます。上着や鞄の保管場所としても活躍し、リビングに上着や鞄が出しっぱなしという事態の防止にも役立ちます。玄関にファミリーロッカーを作るスペースがなければ、玄関からリビングまでの動線上に作ることがおすすめです。
わざわざ自室やクローゼットに行く手間が省け、片付けが苦にならなくなります。片付けようと強く意識しなくても片付けられる収納にすることで、お家は自然とスッキリ快適な空間になります。適材適所の収納ができるため、小さなお子さまでも実践しやすい収納です。また、ロールスクリーンを利用すれば、普段は使い勝手を重視しオープンに使用でき、来客時にはサッと隠すこともできます。
間仕切り収納
自分で壁を自由に動かすことのできる間仕切り収納は、壁としての用途だけでなく収納家具としても使用できる一石二鳥の収納スタイルです。ライフスタイルの変化に合わせて部屋の間取りを変えようとすると、通常では既存の壁を壊したり新たに作ったりと、大がかりな工事が必要です。
しかし、間仕切り収納であれば壁の位置が自由自在。ライフスタイルに合わせて動かすことはもちろん、ちょっとした模様替えや来客時や気分などの生活シーンで間取りを簡単に変更できます。子ども部屋に設置すれば成長に合わせて間取りを変えたり、テレワークが必要な時にリビングの一角を仕事場として利用できたりと、お部屋を何通りにも変更できます。
家事動線を楽にする
毎日こなさなければならない家事は、掃除や洗濯、アイロンがけや料理の支度と、沢山あります。少しでも効率的に終わらせて自分の時間を楽しみたいけれど、お部屋もきれいに保ちたい。家事の負担を減らすポイントは、家事動線にありました。家事動線を見直して、きれいなお部屋で自分の時間をゆったりと過ごしてみませんか。
家事動線を楽にするポイント
キッチン・洗面所・お風呂などの水回りをぐるりと一周できるサーキュレーションプランは、家事効率がアップする代表的な動線です。キッチンの動線上に洗面所があれば、忙しい朝の朝食やお弁当を作っている合間に洗濯物をとりに行くこともできるでしょう。また、サーキュレーションプランにすることで、行き止まることなく掃除ができ、同じ場所を何度も行き来する必要がなくなります。家事動線を短くすれば移動距離も短くなり、家事だけでなく日常生活も快適に過ごせます。
家事動線を楽にするアイデア
使用する場所へ適材適所にモノを収納することが、使いやすい収納の基本です。洗濯機のそばにはタオル、洗濯機のそばには洗剤など、使用する場所に見合ったものを収納すると家事動線が楽になります。使用するすぐそばには収納スペースが足りないといったものは、少し離れた動線上に収納すると、スペースの有効活用と効率的な動線の2つをかなえることができます。
収納以外でも、ベランダのそばにアイロン台や室内物干しを設けた家事コーナーを作れば、洗濯物を取り込んですぐにアイロンがけが出来て動線も減らせます。洗面所のそばに家事コーナーを兼ねた衣裳部屋を作れば、アイロンがけした衣類をすぐに収納できるだけでなく、朝の身支度も楽になることでしょう。
リノベーションでお家の雰囲気をガラリと変えよう！
住み心地のよい理想の家は、機能性だけを取り入れても、見た目だけを取り入れても実現しません。快適な動線と適切な収納を土台として、理想の雰囲気を構築することが大切です。
機能性と見た目のバランスを考えることで、ストレスのない理想のお家を作ることができるでしょう。
和光ホームズではあなたの理想のお家を作るお手伝いをしています。
大阪でリノベーションをお考えの方は、ぜひ和光ホームズにご相談ください。
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